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教育費とAFP

ファイナンシャル・プランナーへの相談したのはなんといっても教育費ですが、教育費については多い質問の1つになっています。AFP認定研修などで提案書を作成する場合には、教育費を考慮に入れなければなりません。

教育費と言っても、子どもを公立に入れるか私立に入れるかでも、かかる金額も大きく違いますし、大学などになると自宅通学が自宅外かによっても教育費も違ってきます。
教育費がどれだけかかるかを考えてライフプランを作るのもファイナンシャル・プランナーの仕事の1つです。

2004年度、2005年度の文部科学省や日本学生支援機構の調査結果を発表しています。進学コース別の総費用は下のようになります。
公立幼稚園(2年間)は47万円、私立102万円。私立は公立の倍ですね。
公立小学校(6年間)188万5千円。
公立中学校(3年間)140万5千円、私立中学校381万9千円。
公立高校(3年間)155万3千円、私立高校309万7千円。
これらの数字だけを見ると単純に私立は公立の倍、お金がかかっています。しかし、それ以外にもおそらくお金はかかっていることをご認識して頂ければ幸いです。

国立大学(4年間)自宅通学の場合は497万6千円、下宿の場合は768万6千円。
私立大学の文系だと、自宅通学670万3千円、下宿956万5千円。
私立大学理系は、自宅通学789万3千円、下宿1,075万5千円
医歯系は2,526万1千円、下宿2,955万3千円です。

幼稚園から大学まで、すべて国公立で通したとしても、自宅通学で999万円もかかるのです。約1000万円ですね。結構な金額になりますし、入学時などは特にお金が余分に掛かってしまう傾向にありますので、あらかじめ余裕を持っていたほうがいいですね。

公立?私立?の学校に行かせたいのか、子どもが行きたいのかを考えて準備し計画を立てて教育資金を準備しておくのが望ましいのです。
学資保険(こども保険)や積み立てなどで今から教育資金を準備できるように助言や計画を考えサポートするのがAFPとしての仕事の1つです。

試験の勉強時には、この他奨学金にも様々な種類があることもしっかりと把握しておいてください。
そして、試験の合格後は、AFPとして、このような情報を常に得るよう心がけてください。

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2008年09月01日 18:20に投稿されたエントリーのページです。

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